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高速道路で渋滞時、登坂車線を走ることは、
道交法上、及び、マナー上、問題ないのか？
という問題を考えてみました。

これはですね「前の車を抜く」という意図を持って登坂車線に
車線変更した場合は、相手の左側からの追い越しにあたりますので
立派な違反行為でしょう。

登坂車線を利用しての右側車両の追い越しですからね。違反ですよ。
登坂車線は追い越すための車線ではありません。



左側からの追い越し、追い抜きは禁止、
マナー的にもどうかと思いますよ。。。

また「みだりに進路を変更する」ことも禁じられていますから、
なんとなくで登坂車線に居るはずもありません。

つまり
「登坂車線に入ること」は、違法と見なされる可能性があります。

さらに言えば、登坂車線・通行車線・追い越し車線といった
区分は、道交法第20条第2項に書かれている「通行の区分」
にあたると考えられます。

ですから、他の車より遅くもないのに登坂車線を通行することは、
追い越し車線を走り続けることと同じく「通行区分違反」と
判断されるでしょう。

登坂車線を走っても、結局は元の車線に戻るのですから、
割り込みが増える分渋滞が悪化するだけですね。