あがり症と腹式呼吸:1日3分、西村順式あがり症克服講座
あがり症と腹式呼吸
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あがり症の方は、人前にでるとドキドキして普段のように振る舞ったり
話したりすることができなくなってしまいます。
あがり症の症状には、鼓動が早くなってしまうだけでなく、
◆汗がたくさんでたり、
◆顔が赤くなったり、
◆足や手が震えたり、
◆声がうわずってしまったり、
と、さまざまな症状があります。
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あがり症がひどい人は呼吸困難になる場合もあります。
これらのあがり症の症状はプレッシャーや緊張、
心配や不安によって引き起こされているといわれています。
そんなあがり症の人にオススメなのが腹式呼吸です。
腹式呼吸をすると落ち着いてリラックスできるので心に余裕を持つことができます。
そして緊張や心配、不安などを解消することができるため
あがり症改善にいいといわれています。
腹式呼吸という言葉はよく耳にしますが、
実際にどんな呼吸法なのかご存知ですか?
実はあなたも知らず知らずのうちに腹式呼吸をしているのを知っていますか?
人は寝ているときやリラックスしているときには腹式呼吸をしているといわれています。
ここで腹式呼吸の方法をご紹介します。
腹式呼吸とはお腹を出したり、引っ込めたりして横隔膜を上下させて呼吸する呼吸法です。
ちなみに深呼吸のように肩を広げて呼吸する方法は胸式呼吸と呼ばれています。
@.まずゆっくりと口から息を吐きます。体の中の空気をすべて外に出すつもりで
ゆっくり時間をかけて息を吐きましょう。
この時、お腹に手をあててお腹が徐々に引っ込んでいくように気をつけましょう。
↓
A.息を吐ききったら、鼻から深く息を吸いましょう。
この時、お腹に手をあててお腹が膨らむように気をつけましょう。
↓
B.次に口からゆっくりと息を吐きましょう。
吸う時間の2倍くらいの時間をかけて、ゆっくりと時間をかけて息を吐きましょう。
腹式呼吸は吸って吐くのではなく「吐いて吸う」ということを心がけましょう。
こうすることで体から二酸化炭素を出して、酸素を十分に取り入れることができます。
精神が不安定で、イライラしている時、焦っている時には呼吸が浅くなる傾向があります。
あがり症で不安定な気持になっているときも呼吸が浅くなる傾向があります。
呼吸をコントロールし酸素を十分に取り入れることで、
あがり症の症状を緩和することができます。
酸素を十分に取り入れリラックスすることを手助けする
腹式呼吸をマスターして、あがり症を克服しましょう。
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