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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。 当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。 免疫力を高めて病気に勝つちょっとした生活の工夫や知恵とコツなど、免疫情報満載!
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[免疫用語集]-ウイルス |
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【ウイルス】
ウイルスは、細菌よりもカラダの構造が簡単で細胞がありません。ウイルス自身で増殖することはできませんが、他の細胞の中に入りこみ、その細胞の栄養やエネルギーを利用して増殖します。
正式名称は「濾過性病原体」。DNAかRNAのどちらか一方を持ち、結晶化など無生物の特徴も併せ持ちます。単独では自己増殖できないので、生物に寄生することで自己増殖します。そのため、生物と無生物の中間の存在であるといわれています。
【言葉の語源】 ウイルスという言葉は、ラテン語の「毒」いう言葉が語源となっています。ウイルスは、タンパク質から出来た殻に核酸(DNA、RNA)が詰め込まれただけの、非常に簡単な構造をしています。
ウイルスの大きさは20〜970nm(ナノメートル:1mmの100万分の1)であり、細菌の大きさの1〜5μm(マイクロメートル:mmの1000分の1)より小さいことがわかります。
ほとんどウイルスは300nm以下と非常に小さく、電子顕微鏡でないと確認することは出来ません。
【細菌とウイルスの違い】
細菌は栄養・温度・湿度などの条件がそろえば増えることが出来ますが、ウイルスは生きた細胞に寄生(感染)しないと増えることができません。例えば、食中毒を起こす細菌は調理した食べ物の中でも増えますが、ウイルスは増えることはありません。
また、細菌には抗生物質が効きますが、ウイルスには全く効果がありません。細菌は遺伝子としてDNAとRNAの両方をもっていますが、ウイルスはどちらか一方のみを遺伝子として持っています。
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