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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。
免疫力を高めて病気に勝つちょっとした生活の工夫や知恵とコツなど、免疫情報満載!
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自己防衛機能 |
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自己防衛機能とは、外部から侵入してくる外敵(細菌、ウイルスなど)と戦い、分解・排出しようとする力のことをいいます。
またまた運悪く転んでヒザ小僧をしたたかに打ってしまう。皮膚がぱっくり割れ、血がドグドグ流れる様子を見て、やっぱり気がすうっと遠くなる。しかも、転んだ場所は運悪く不衛生な道路脇の溝でした。
傷口から細菌などの外敵は簡単に侵入し、細胞に攻撃をかけ、自己再生機能を妨げようとするのです。
このとき発動するのが自己防衛機能です。
この自己防衛機能を高めるには、主に各細胞に一つづつ存在する抗酸化酵素SOD、白血球に存在するマクロファージやリンパ球、そして顆粒球の、4種類の戦闘部隊をバランスよく強化する必要があります。
その戦闘部隊とは、以下の4種類になります。
【第1部隊】SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)
SODは、細胞そのものを傷つけようとする活性酸素から細胞を守ります。この時、SODが正常に働かないと動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・肝機能障害などの障害が起こる元となるいわれています。
【第2部隊】マクロファージ
免疫の本体でもある白血球の基本細胞マクロファージは、細菌や異物をキャッチして自らも貪食殺傷しますが、敵発見をリンパ球にいち早く知らせ、ヘルパーT細胞と共同して細胞間情報伝達物質(細胞間の言葉)であるサイトカインを放出、免疫部隊を活性化させます。
【第3部隊】リンパ球
リンパ球(通称、免疫戦士ともいう)は細菌や雑菌はもちろん主にウイルス、日々進化するエイズウイルスやインフルエンザウイルスなどを攻撃殺傷します。さらにガン細胞をも発見、増殖を阻み攻撃殺傷します。抗体を生産、抗体を使って敵を倒してくれるのもリンパ球です。
リンパ球の力が弱くなっていると、インフルエンザやエイズ、肝炎、ガン細胞の増殖などにかかりやすくなってしまいます。
【第4部隊】顆粒球
顆粒球は主に細菌や雑菌、食中毒を起こす様々な菌(O-157やピロリ菌など)と戦い、ケガなどの傷口から侵入した比較的大きい細菌を貪食殺傷する働きをします。この顆粒球が働かず菌がはびこると、食中毒・コレラ・結核・破傷風・胃潰瘍・赤痢などを引き起こすといわれています。
外敵には細菌やカビ、ウイルス、活性酸素などさまざまです。自己防衛機能は、それぞれの敵の種類や攻撃法に対処し、これらを食い止めるための戦闘システムなのです。
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