自然免疫とは−免疫とは【免疫の仕組み】


免疫の仕組みと働き、免疫力を高めて病気に勝つ工夫、免疫力を高める身近なコツ
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免疫力を高める知恵とコツ

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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
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   [免疫とは]−自然免疫とは

自然免疫とは、
私たちが生まれた時から備え持っている免疫のことで粘膜や体液などの物理・化学的防衛、無差別で速やかに行われる防衛反応です。

外敵が最も侵入しやすいルートは、体の粘膜からになります。

例えば、目の防衛は、瞼の裏の結膜から粘液が分泌され、涙腺からの涙と一緒にまばたきをすることで結膜や角膜を潤し細菌を洗い流しています。涙は、1日およそ目薬20摘分の分量、泣かなくても殺菌力のある酵素で消毒をしてい ます。目ヤニは、粘液が敵と一緒に固まったものですね。

例えば、鼻はいわゆるエアコンの役目を果たしています。鼻の穴から空気とともに敵が入りやすいのですが、奥にある鼻腔内で空気中の敵を取り除き清浄し、気管支に冷たい空気が入 らないよう加温加湿して肺に送り込んでいます。
鼻の粘膜から分泌される粘液は粘りが強く敵を吸着し、鼻毛や線毛が外へ外へと敵を運び肺まで達しないようにしています。クシャミこそ防御反応で、鼻腔にくっついた敵を取り除きます。鼻毛によって取り除かれたり、粘液に吸着したりしたホコリが乾くと鼻クソになります。また、鼻水も自然免疫の一つですね。

自然免疫の働きは、相手を選ばず、全ての侵入者に対して同じように働き、同じ敵が繰り返し侵入してもその効果に変化はありません。生まれた時から体に自然に備わっている抵抗力といえます。

風邪にかかりやすい人、かかりにくい人は、この自然免疫の働きが大きく影響しています。

>>>免疫用語集 自然免疫獲得免疫 参照。

  
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