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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。
免疫力を高めて病気に勝つちょっとした生活の工夫や知恵とコツなど、免疫情報満載!
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免疫とは |
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免疫とはいったい何者なのでしょうか?
生体防御システム、免疫監視機構、などと聞きなれない言葉でも表現されるようですが、
ちょっと馴染みが薄いかも知れません。
免疫とは、細菌やウイルスなどの外敵が体内へ侵入してきたときに、敢然と立ち向かい退治してくれる。ひと言でいうと、細菌やウィルスなどの外敵やガン細胞などから身体を守る仕組みと働きをいいます。
免疫の働きは、程度の差はありますが人間ならどなたでも持っています。そして免疫と最も関わりが深いのは血液です。血液は、私たちが生きていくうえで、いくつもの役割を果たしていますが、そのひとつが免疫で、血液中のなかでも主に白血球がその重要な役割を担っています。
つまり免疫とは血液の働きのひとつで、その中でも白血球が主役ということになりますね。
そう、白血球が免疫の主役。このため白血球を「免疫細胞」とも呼んだりします。
白血球は骨髄でできるのですが、単独のものをさすのではなく、
マクロフアージ(大食細胞)、顆粒球、リンパ球などの種類があります。
白血球のうち、
・顆粒球は約60%、
・リンパ球は約35%、
・マクロファージは約5%、
を占めています。免疫とは、これら3つの免疫細胞がバランスを保ち、密接に連携しながら正常に働くことで初めて成り立つ、体内に存在するひとつの生体防御システムで免疫監視機構ということになります。
私たちの身体に生まれつき備わっている免疫システムがあるおかげで、空気中に飛び交っている細菌やウイルス、カビといった異物、すなわち外敵が、私たちの体内に侵入するのは容易ではありません。
免疫システムは侵入者から私たちの身体の中を守り、侵入者を攻撃する防衛戦隊のようなものです。
この免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」と呼ばれるものがあります。
自然免疫とは、私たちが生まれたときから持っている免疫で粘膜や体液などの物理・化学的防衛反応で、生まれたときから自然に備わっています。
獲得免疫とは、自然免疫をくぐりぬけて侵入してきた外敵にたいして集中攻撃を仕掛ける免疫で、生まれたときには備わっていません。後天的に獲得されていく免疫です。
このように、私たちの身体は、自然免疫と獲得免疫の両者が分担、協力しあい防衛と攻撃を繰り広げているのです。
>>>免疫用語集 自然免疫 、獲得免疫 参照。
【免疫の語源】
免疫の語源はラテン語にあるようです。古代ローマ時代に免除という意味で使われたのが始まりで、兵役や税金の免除の意味だったそうです。感染症が流行し誰もが感染して死んでいく中にあって運よく感染を免れて生きのびた人が、病気から免除されたという意味で使われたのが始まりのようです。
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