えのきだけ−手軽に免疫食材【免疫力を高める食のコツ】


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免疫力を高める知恵とコツ

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   [毎日手軽に免疫食材群]−えのきだけ

【えのきだけ】

えのきだけにも発芽玄米などでおなじみのギャバが多く含まれているのをご存じでしょうか。
ギャバは、脳内に存在するアミノ酸の一種で、神経の興奮を抑え、腎臓や肝臓の働きを活発にする働きがあります。したがって、血圧安定や精神安定にも役立つといわれています。

ぐっすり眠ると脳内で生成されますが、睡眠障害などで生成が阻害されるとギャバは不足状態に。
ギャバの多い食品をとれば脳内のギャバも増えるので、夕食にえのきだけを食べて、ぐっすり安眠しましょう。また、えのきだけを頻繁に食べる家庭ほど、がんで死亡する危険度が減ることもわかっています。

えのきだけをほとんど食べない人の危険度を100とすると、週1〜2日食べる人の危険度は55、週に3日以上食べる人では47でした。頻繁に食べている人は、がんの危険度がなんと半分以下なのです。

さて、通常、私たちが体内にとり入れた酸素のうち、約2%は活性酸素に変化します。活性酸素は、あらゆる分子に反応しやすく、正常な遺伝子や細胞、組織などを傷つけ、病気の引きがねとなります。

えのきだけには、この活性酸素の活動を抑える抗酸化作用もあります。この抗酸化作用はほとんどの食用きのこ類にありますが、なかでも、えのきだけの作用が強力であることは実験からも確認されています。えのきだけはまさに「食べるがん予防薬」といったところでしょうか。

毎日の献立に積極的にとり入れたいものです。
一度に大量に食べるより、毎日こまめに食べるほうが効果的です。

  
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