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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
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[毎日手軽に免疫食材群]−淡色野菜 |
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【淡色野菜】
キャベツなどの淡色野菜が 白血球の働きを高める近年、野菜には白血球の働きを活性化させる物質が豊富に含まれているこ とが明らかになってきました。私たち が行った動物実験でも、キャベツやなす、大根などの淡色野菜に白血球の働きを非常に活性化する働きがあることがわかったのです。
白血球はサイトカインと呼ばれている微量タンパク質を分泌し、ガン予防に有効に働くのです。サイトカインにはインターフエロン、インターロイキン、TNF(腫蕩壊死因子)などの種類がありますが、なかでも注目されるのがTNFです。なぜなら、TNFこそが、ガン細胞を死滅させる物質だからです。
TNFが白血球から多く分泌されるほど、ガン細胞を死滅させる働きも強くなる、といえます。
さて、野菜を多く食べる人がガンにかかりにくいということは、すでに疫学調査によって知られています。
その中でも、主役となっているのが、にんじんやほうれんそうなどの緑黄色野菜です。
それにくらべて、キャベツなどの淡色野菜は脇役的存在で、あまり脚光を浴びることはありませんでした。しかし、白血球の働きで考えると、淡色野菜もガン予防に有効であることが研究によりわかってきました。
緑黄色野菜と同 じくらい、淡色野菜もたいせつな効果を持っており、たっぷり食べてほしいものですね。
緑黄色野菜とは、
カロチン含有量が100gあたり600μg以上の野菜。 (パセリ・小松菜・春菊・にら・にんじん・大根の葉・ほうれん草など)
※カロチンとは、体内でビタミンAにかわる物質で、動物性(レチノール)と植物性(カロチン)があります。
・見た目の色が濃くてシンまで色のある野菜
・カロチン・ビタミンC・鉄分が多い
・加熱を必要とするものが多いが、ビタミンAは熱に強い
料理法は、加熱がおすすめ。
淡色野菜とは、
カロチン含有量が100gあたり600μg未満の野菜(カロチンの少ない野菜)。
(キャベツ・きゅうり・セロリ・大根・玉ねぎ・白菜・レタスなど)
・表面の色は濃くても中が薄い色の野菜
・ビタミンC・食物繊維は多い
・生で食べられるものが多い
料理法は、生でバリバリが効果的。 |
野菜には、いろいろな種類があり、それぞれに特色があります。その特色を知り上手に利用しましょう。
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