免疫力を保つ入浴法【免疫と日常生活の知恵】


免疫の仕組みと働き、免疫力を高めて病気に勝つ工夫、免疫力を高める身近なコツ
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免疫力を高める知恵とコツ

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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。
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   免疫力を保つ入浴法

免疫力には、ストレスが大きく関わっています。ストレスを受けると交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで自律神経が乱れます。そうなると交感神経が優位になり、結果として免疫力の低下を招いてしまいます。また、冷えることでも 交感神経が優位になり、免疫が低下します。

対策としては副交感神経を促進し、ストレスにも冷えにも有効なのが入浴です。入浴は皮膚の健康を保つためにも、欠かせないことです。汚れや余分な皮脂を落とし、身体を清潔にすることで免疫力を維持し、お湯で温めれば血行が良くなり、リンパ球の流れが活性化します。
お湯は40度くらいで10分程度つかりましょう。湯につかり体を温めることで血行が促進され、体温が上昇し、副交感神経が適度に優位な状態をつくってくれます。

そこにアロマ効果をプラスすることで、さらなる効果が期待できます。
身体を洗って清潔になるのが一般的な入浴なら、アロマオイルを活用して免疫力を鍛えるのがアロマ入浴になります。アロマオイルの香りを入れる、いわゆるアロマテラピーといわれる方法ですね。

入浴にはもともとリラックス効果がありますが、さらにカモミール、ラベンダーなどのアロマオイルを使えば心身ともにスッキリと癒されることでしょう。

以下に、よく効く代表的なアロマオイル(精油)を上げてみました。

NK活性を上げる
グレープフルーツ、タイム、ティートリー、ペパーミント、ベルガモット、ユーカリ

免疫バランスを整える
ジュニパー、ジンジャー、マジョラム、ラベンダー、ローズマリー、ローマンカモミール

よい免疫ホルモンを出す
イランイラン、カモミール、クラリセージ、グレープフルーツ、ゼラニウム、ラベンダー

悪い免疫ホルモンを抑える
オレンジ、グレープフルーツ、ジュパニー、パチューリ、レモン、ローズ

血管新生因子を調整する
サイプレス、サンダルウッド、ジュニパー、ゼラニウム、パチューリ、ペパーミント


【補足】
アロマテラピーとは、植物の香りの作用を心身の健康に役立てます。植物の芳香成分を抽出し集めた精油(エッセンシャルオイル)を、湯ぶねに2〜3滴たらして使用します。精油は専門店で購入できますし、最近では雑貨店でも扱っています。
また、精油はお湯の蒸気といっしょに蒸発してしまうので、 パスタブの掃除や手入れは、いつも通りで構いません。注意点としては適量を守ること。入れ過ぎると香りがきつくなり、かえってリラックスできなくなります。

  
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